Gradle 4.x で「Could not resolve all artifacts for configuration」のエラーが出たときの対処方法
個人的にGradleはよく分かってないので突っ込まれると回答できません。ご了承下さい。
※ 一概に「Could not resolve all artifacts for configuration」のエラーが出たら、ここの対処をすれば良いと言うわけではない点にご注意下さい。
環境
Mac
Spring Boot 1.3.6
Gradle 4.9 (Homebrew)
エラー内容
gradle eclipse
等を実行すると以下のエラーが発生する。
* What went wrong: A problem occurred configuring root project 'Test'. > Could not resolve all artifacts for configuration ':classpath'. > Could not find org.springframework.boot:spring-boot-gradle-plugin:${springBootVersion}. Required by: project :
build.gradle(一部抜粋)
buildscript { ext { springBootVersion = '1.3.6.RELEASE' } repositories { mavenCentral() } dependencies { classpath 'org.springframework.boot:spring-boot-gradle-plugin:${springBootVersion}' // Gradle4対応 classpath 'io.spring.gradle:dependency-management-plugin:0.6.0.RELEASE' } }
対処方法
build.gradle(一部抜粋)
buildscript { ext { springBootVersion = '1.3.6.RELEASE' } repositories { mavenCentral() } dependencies { // 変数ではなく固定値にする classpath 'org.springframework.boot:spring-boot-gradle-plugin:1.3.6.RELEASE' // Gradle4対応 classpath 'io.spring.gradle:dependency-management-plugin:0.6.0.RELEASE' } }
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Spring Boot 1.3.x で Gradle 4.x に更新してビルドするとエラーが出る場合の対処法
Gradleのバーションを久々に更新したら、一部のプロジェクトでエラーが出てました。
その時の対処を紹介します。
エラー内容
gradle eclipse
を実行するとbuild.gradleの15行目でエラーが発生と表示されます。
$ gradle eclipse FAILURE: Build failed with an exception. * Where: Build file '/Users/Applications/eclipse/workspace/Test/build.gradle' line: 15 * What went wrong: A problem occurred evaluating root project 'Test'. > Failed to apply plugin [class 'io.spring.gradle.dependencymanagement.DependencyManagementPlugin'] > Could not create task of type 'DependencyManagementReportTask'. * Try: Run with --stacktrace option to get the stack trace. Run with --info or --debug option to get more log output. Run with --scan to get full insights. * Get more help at https://help.gradle.org BUILD FAILED in 0s
build.gradle
問題の15行目は、apply 'spring-boot'
の宣言です。
buildscript { ext { springBootVersion = '1.3.6.RELEASE' } repositories { mavenCentral() } dependencies { classpath 'org.springframework.boot:spring-boot-gradle-plugin:${springBootVersion}' // Gradle4対応 classpath 'io.spring.gradle:dependency-management-plugin:0.6.0.RELEASE' } } apply plugin: 'java' apply plugin: 'eclipse-wtp' apply plugin: 'spring-boot' // line: 15 以下略
対処法
buildscript { ext { springBootVersion = '1.3.6.RELEASE' } repositories { mavenCentral() } dependencies { classpath 'org.springframework.boot:spring-boot-gradle-plugin:${springBootVersion}' // 追加 classpath 'io.spring.gradle:dependency-management-plugin:0.6.0.RELEASE' } } apply plugin: 'java' apply plugin: 'eclipse-wtp' apply plugin: 'spring-boot' // 追加 apply plugin: 'io.spring.dependency-management'
WildFlyにJerseyアプリをデプロイするとエラーが発生するときの対処方法
WildFlyにSpring Bootで作成したJerseyを含むWebアプリをデプロイしようとすると、エラーが発生しデプロイができない現象に遭遇しました。
その時の対処方法をまとめました。
対処方法
Webアプリ側にjboss-deployment-structure.xmlを用意し以下のように定義する。
jboss-deployment-structure.xml
<?xml version="1.0"?> <jboss-deployment-structure xmlns="urn:jboss:deployment-structure:1.2" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"> <deployment> <exclude-subsystems> <subsystem name="jaxrs" /> <!-- 追記する --> </exclude-subsystems> </deployment> </jboss-deployment-structure>
jboss-deployment-structure.xmlをwarに含める場合、WEB-INF配下に置くようにします。
Gradleで以下のように定義しwarビルドすると、自動的にWEB-INF配下にコピーされます。
war { from('src') { include 'jboss-deployment-structure.xml' into 'WEB-INF' } }
注意事項
すでにデプロイできない事象に遭遇している場合、上記対応を行ってもデプロイ時にエラーが発生します。
エラーなのにデプロイ時のゴミは残ったままなので、それらを削除する必要があります。
standalone.xmlを修正する
ファイルの場所:wildfly-root/standalone/configuration/standalone.xml
タグがある所を探し(ファイルの最後あたり)、デプロイに失敗したアプリ名の箇所を削除します。
<deployments> <deployment name="postgresql-9.4.1212.jar" runtime-name="postgresql-9.4.1212.jar"> <content sha1="38931d70811d9bfcecf9c06f7222973c038a12de"/> </deployment> <!-- 対象のアプリ名部分を削除する --> <deployment name="Test.war" runtime-name="Test.war"> <content sha1="fcb6ff1bf0777ce6b276f5067903db03c1addc3d"/> </deployment> <!-- ここまで --> </deployments>
MacでAndroid Studioを初回起動、新規プロジェクトを作成するまで
初めてAndroid Studioをインストールしてみました。
同じような方向けにどんな画面なのか、画像メインで記事を作成してみました。
アプリ自体開発したことないので、突っ込まれても回答できないのでご了承下さい。
セットアップ・ウィザード
1.ようこそ
2.インストールタイプの選択。分からなければ標準を選択しておけばOK。
3.表示色の設定
4.設定の確認。SDKのダウンロードなど必要なファイル群をさらにダウンロードされます。
5.各種ダウンロード中
6.ダウンロード完了
MacでAndroid Studioを日本語化する
MacでAndroid Studioを日本語化する手順を紹介します。
環境
Mac OS 10.11.6
Android Studio 3.1.4
事前準備
Android Studioをダウンロードする
公式サイトよりAndroid Studioをダウンロードします。(約810MB)
developer.android.com
日本語化手順
1.ダウンロードした日本語化ファイル「pleiades-mac.zip」を解凍し「setup.app」をダブルクリックします。
2.日本語化する「Android Studio.app」を選択します。
3.選択するとパス等が表示されるので「日本語化する」をクリックします。
4.日本語化が完了するとメッセージが表示されるので「OK」をクリックします。
5.「終了」をクリックします。
6.Android Studioを起動し、日本語化されたか確認します。
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カラーミーショップで独自ドメインを使い、他サーバーでサブドメインを運用する方法
カラーミーショップを開設し、独自ドメインを使いつつ、他のサーバーでサブドメインを運用する案件がありました。
その時に少し手間取ったので、今後このようなことをされる方の参考になればと思いまとめてみました。
カラーミーショップでの設定手順
1.カラーミーショップの管理ページにログインします
https://admin.shop-pro.jp/
2.上部メニューにある「アカウント・設定」→「ドメイン」をクリックします
3.左メニューにある「ドメイン」→「独自ドメイン」をクリックします
4.「独自ドメインを設定する」ボタンをクリックします
5.「取得されているドメイン」に独自ドメインを入力し、「DNS(ネームサーバー)」に「カラーミーショップのDNS(ネームサーバー)」が選択されていることを確認し、「確認」をクリックします
6.設定内容が合っているか確認し、「送信」をクリックします
※ ドメインのネームサーバーを「dns1.shop-pro.jp」「dns2.shop-pro.jp」に設定して下さいと言われますが、設定してはいけません。
お名前.com等のドメインでの設定手順
ここではお名前.comを例とします。
DNSレコードの設定手順
1.ドメインの管理ページにログインします
https://navi.onamae.com/login
2.上部メニューの「ドメイン」をクリックします
3.「ドメイン設定」をクリックして展開し、「DNS関連機能の設定」をクリックします
4.カラーミーショップで使用する独自ドメインを選択し、「次へ進む」をクリックします
5.ページを下の方にスクロールし「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」をクリックします
6.登録済みの欄が以下のようになるようにDNSレコードを追加、「確認画面に進む」をクリックし、DNSレコードの設定を完了します。
取得した独自ドメインを「shop-test.com」、サブドメインを「admin.shop-test.com」とした場合の設定例です。
ホスト名 | TYPE | TTL | VALUE |
---|---|---|---|
shop-test.com | A | 3600 | shop-test.shop-pro.comのIPアドレス |
admin.shop-test.com | A | 3600 | サブドメインを使うサーバーのIPアドレス |
www.shop-test.com | CNAME | 3600 | shop-test.shop-pro.com |
※ TTLは初期値のままです
7.ネームサーバーが独自ドメインの初期値になっているか確認します
すでに「dns1.shop-pro.jp」「dns2.shop-pro.jp」に変えている場合、独自ドメインの初期値に戻して下さい。
お名前.comだと「01.dnsv.jp」「02.dnsv.jp」になります。
8.数分後、設定したドメインにアクセスできるか確認します。
「xxxxx.shop-pro.com」のIPアドレスを調べる
カラーミーショップで独自ドメインを使わない場合、「任意の値.shop-pro.com」というサブドメインが割り当てられます。
独自ドメインを決める煩わしさを解消するために設けられているようです。
さて「xxxxx.shop-pro.com」のIPアドレスを調べるには、2種類あります。
1.「ping」コマンドで調べる
Windowsは「コマンドプロンプト」、Macは「ターミナル」を起動し、次を入力するとIPアドレスが取得できます。
ping xxxx.shop-pro.com
ネットワークの環境によってはpingを実行しても思った答えた返って来なかったり、応答なしだったりします。
その時は、次のWebサービスを利用してみて下さい。
2.Webサービスで調べる
次のようなWebサービスでドメインを入力するとIPアドレスが返ってきます。
www.cman.jp
参考サイト
お名前.comで取得したドメインをカラーミーに設定し、さくらサーバーにサブドメインを設定する方法|三重県四日市でホームページ作成とカラーミーショップなら【ミックスビット(mixbit)】
ドメインをカラーミーショップのみでご利用の方 | ネットショップ開業マニュアル
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プロがおすすめ・ダメなレンタルサーバーをまとめました
Webシステムの開発をしている中で、顧客とサーバーの話が必ず出てきます。
その中で私が推奨しているサーバーと、すでに顧客が契約していてダメだったサーバーをまとめてみました。
今後サーバーを契約するときは参考にしてみて下さい。
契約すべき推奨のサーバー
XSERVER
WordPressを本格的に動かすならおすすめの高性能サーバーです。
また同社では、WordPressに特化した「wpX」を提供していますが、こちらはWordPressのみしか動作しません。
従来通りのHTML・CSS・JSのみのホームページやPHPのWebアプリは、アップロードしてもアクセス権限がないため閲覧不可能です。
またcronの設定ができません。
WordPressのみの運用であれば契約しても問題ないですが、将来的にWebアプリを動かしたいとなるとサーバーを乗り換えるしかないので注意しましょう。
契約してはいけないサーバー
GMOクラウド レンタルサーバー iCLUSTA+
ビジネス向けのレンタルサーバーです。
有名どころなのか不明ですが、契約している方が多いです。
このサーバーのダメな所は、ホームページを設置し、最初のアクセスが数秒かかるところです。
これは、サーバーの仕様なのか何をやっても解決できません。
表示が遅いとそれだけ利用者離れになりやすいので、契約してはいけません。
お名前.com 共用サーバーSD
性能等は全く問題ないですが、ディレクトリの作成に自由度がないのでおすすめできません。
契約するとすぐには解約できない感じですが、「思っていたのと違う!」ということで問い合わせすると解約できることもあります。
まとめ
知識が乏しい業者とやりとりしていると、安いだけのマイナーなサーバー、大手だから安心というだけの無意味なサーバーを勧められたりします。
そうならないために、ここで紹介している推奨サーバーを契約しておけば安心です。
すでに契約してしまってる方は、推奨サーバーに変更することをおすすめします。
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