ソフラボの技術ブログ

仕事で使ったプログラミング、サーバー周りで役に立つこと、Webサービス開発に必要な技術情報、モバイル情報を書いてます。わかりやすく見やすくをモットーにしています。

超交流会2012に参加してきた

京都大学の百周年記念館で超交流会というのがあり、お誘いがあったので参加してきました。


名前からして何の交流会やねんと思いました。
内容を見ると今活躍されている起業家の方が壇上でディスカッションしたり、プレゼンしたりというものでした。
参加者は学生〜50代と幅広い年代の方々がいらっしゃいました。
この会自体が、京大情報学同窓会が運営されているので、学生主体のものでした。
ブースもありましたが学生向けでした。


起業家の方はというと、

というメンバーで、私は一部の方しか知りませんが、豪華なメンバーに間違いはないと思いました。
特にネットでしか見れていなかった家入さんにリアルで逢えたことが衝撃でした。
休憩時間中に名刺交換して、
家入さんがされているliverty(リバティ)と私がプライベートで活動しているココロザシがやろうとしていることが似ているということ、
目玉.meというサービスをやっているということをちょこっとアピールしてみました。


セッションではお金の話、起業は怖かったかなど、それぞれのストーリが聞けました。


お金

かなり儲けているようで途中、暴露もありUstreamで音声がカットされる場面もありました。


起業の怖さ

みなさん起業すること自体は怖くなかったと言っていました。
書類を提出してお金を払えば会社は作れます。大事なのはその後、どう経営していくかということです。
人や物やいろんなモノが必要になってきて、資金も必要になってきます。
どう資金を調達するのか、社員に給与を支払えるのか、代表として組織をまとめられるのか、どういう方向に持っていくのか。
最初の段階は、メンバー皆同じ方向を向いているけど、軌道に乗ってくると新たな問題が出てくるそうです。
メンバーのモチベーションが変わってきたり、方向性が違い辞める人もでてきたり、まとまらなくなってきたり。
大きくなっていくほど、怖くなってくるような印象を受けました。


「点と線」

中でも印象的だったのが「点と線」の話でした。
ジョブスが「点が線になるかどうかは、振り返ってみるまで分からない」という話をしたのは有名です。
セッションの中では、点が線となりつながるのは、自らつなげるのではなく、周りがつなげてくれるのではないかと話されてました。

やりたいことをやってそれをアピールしてというよりも、
目の前にいる困っている人を助けたり手伝ったりして問題を解決してあげることをやっていると、周りで目をつけた人が声をかけてくるようになります。
そこから、新たな仕事を頂けたり、何かをやるときはあえて指名してくれたりと勝手に広がっていくことの方が多く、成功している人はこのパターンが多いようです。


所感

最初のセッションが一番ためになったように感じます。
実際に起業され成功されている人の話を聞き、実際に目で見ることによって少しだけですけど同じ時間を過ごせたことは大変良かったと思います。

ブログのタイトルにもある「起業」ですが、私としては1年前に比べるとそこまで重要ではなくなっています。
会社を作ることよりも、会社という組織を作らずに個人が集まり自由に仕事をし、組織に縛られないチームを作ることの方が重要で、自分が求めているものに近いと思っています。
liverty(リバティ)ココロザシのような小さく自由に自らが行動し価値を生み出す組織がこれからどんどん増えていって、自由な人生を送れる人が増えてほしいものです。