ソフラボの技術ブログ

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ApacheとGlassFishを連携する mod_proxy編

ApacheGlassFishApacheのmod_proxyの機能を使って連携する手順です。
mod_jkを使うより簡単に設定できますので連携する場合はこちらをおすすめします。

環境

OS CentOS 6.2
Apache 2.2.15
GlassFish 3.1.2.2

ApacheGlassFishは同じサーバーにインストールされている環境です。

インストール手順

1.Apacheにプロキシ関連のモジュールがロードされているか確認します。
読み込むモジュールがコメントになっている場合は、コメントを削除して下さい。

vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

# httpd.conf
LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so


2.GlassFish上のアプリケーションのコンテキストパスをプロキシ設定に追加します。
GlassFish上にあるアプリケーションごとにコンテキストルートを設定する必要があります。

# リバースプロキシ用のconfファイルを作成する
vi /etc/httpd/conf.d/reverse_proxy.conf

#
# reverse_proxy.conf
#
# GlassFish上にあるjenkinsにアクセスする場合の例、ポート番号は環境に応じて修正して下さい
<Location "/jenkins">
    ProxyPass http://localhost:8282/jenkins
    ProxyPassReverse http://localhost:8282/jenkins
</Location>


3.Apacheを再起動します。

service httpd restart


4.GlassFish上のアプリケーションにポート番号なしでブラウザからアクセスできることを確認します。

例:jenkins
http://IPアドレス/jenkins


以上で終了です。


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